リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 [ 安藤広大 ]
リーダーに必要な5つのポイント
① ルール
場の空気ではなく、言語化されたルールを作る
②位置
対等ではなく、上下の立場からコミュニケーションする。
③利益
人間的な魅力ではなくて、利益の有無で人を動かす。
④結果
プロセスを評価するのではなくて、結果だけをみる。
⑤成長
目の前の成果ではなくて、未来の成長を選ぶ
理論が大事
モチベーションの有無や個人差によらない「理論」が大切になってくる。
やる気を上げて一気にやるよりも、平常心で成果を出すほうがはるかに大事。
ルールは「誰でも守れる」が絶対条件
- 行動のルール
チーム(会社)が設定した目標
守れる(達成できる)・守れない(達成できない)がある。
- 姿勢のルール
守れる(達成できる)・守れない(達成できない)が存在しない。
やろうと思えば、誰でもできるルール(あいさつ、期間、期日など)
姿勢のルールを徹底させることが何より最優先事項
空気を読むことを強制してはいけない
「言わなくてもわかってくれるだろう」
「察してくれるだろう」
そんなマネジメントはもうやめにする。
無法地帯で空気を読むことを強制してはいけない。
「姿勢のルール」のように「簡単なようでできていないこと」を
守らせることができるかどうか。
「姿勢のルール」すら守れない組織、守らせない人にこの先大きな仕事や成果は成し得ない。
「組織の利益」を考えないリーダーの行動
「組織の利益」を考えないリーダーは次のような言動をする。
- 「うちのサービスは全然良くないな、他社はあんなに素晴らしいのに、、、」
- 「最近、残業が多すぎるよな、本当にダメな会社だな、、、」
- こんな発言をして、部下から人気を取ろうとしてはダメ。
曖昧な言動を数字に置き換える
状況や報告の中から「事実」だけを拾うようにする。
「ほとんどダメでした」 → 何回?どれくらい?
「ちゃんとやって」 → どんな方法で何回くらい?
他社の評価からは、誰も逃げられない。
評価には
①自己評価
②他社評価
がある。
現代では、①自己評価が蔓延している。
「手間隙かけて作った自信作の料理」と言っても、相手が食べて美味しくなかったら
そのお店にはもう行かない。
「この服では裁縫にこだわって作りました」と言っても
着てみて、似合ってなければ買わないし、こだわりは関係ない。
まずは、「②他社評価」を得ないと、自己評価には何の意味も生じない。
リーダーは「先頭」を走ってはいけない。
リーダーは常に一定にチームを見る必要がある。
感情で動いてはいけない。
組織は成長の場を提供するのみ。
常に組織・リーダーは、成長の場を用意しておくことが必要。
そして、スタート時は、「成長を信じて待つ」のみ。
チーム・部下には、「魚を与えるのではなく、釣り方を教える」
超まとめ要約の最後
「良いリーダーの言葉は、遅れて効いてくる」
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